WRFでSSTを差し替える際の設定
WRFでSSTを差し替えて計算したい
今回は,real.exeを実行し,できた入力・境界条件でSSTを別のものに差し替えるという方法
手順として,namelist.inputの編集から始める
&time_control
io_form_auxinput4 = 2
auxinput4_inname = “wrflowinp_d<domain>”,
auxinput4_interval = 360,360,
&physics
sst_update = 1,
これで6時間毎にSSTが更新されていく
real.exeを実行し,出力されたwrfinput及びwrflowinpを確認する
次に使用したいSSTデータを用意する.
今回は気象庁のMGDSST,HIMSSTを選択
他にも種類は多数存在する (例えば,OISST)
ここからの作業はmatlabを使用した.
簡単にまとめると,wrflowinpのSST,HIMSSTのSSTを読み,元のSSTをHIMSSTの値に差し替えるというもの.
参考図
NCEP,HIMSSTで値はかなり違うことが確認できる
今回は,HIMSSTを使用したため,日別のデータを6時間間隔で内挿することでWRFで使用できるようにした.