新年の挨拶と最近のニュース
あけましておめでとうございます.
本年もよろしくお願い申し上げます.
新年早々にテレビ出演いたしました.
NHK総合「歴史探偵」という番組です.
今川義元の戦略に迫った企画で,桶狭間の戦い(よりも前に?)に備えて今川義元が大高から熱田へ水軍を用いた戦略を考えていた可能性があり,その検証を「季節風」「潮流」の視点から解説しました(潮流の話はカット).
桶狭間の戦いがあった5月は今の暦では6月
この観点から,大高→熱田への進軍について考えると,以下の利点が挙げられると考えました.
①風向きが南より(湾奧に向かう風:大高→熱田)
②時刻を考慮すれば満潮時に波に乗れる(①の風向きに加えて満潮時にスムーズに湾奧,より上流まで移動可能)
③台風シーズンの本格化前(7月以降は予期せぬ嵐(=台風)で荒れる?)
番組内では①について語っておりましたが,②③ともに重要な点かと個人的に思っております.
加藤アナとの対談中には一通り説明させていただきました.
特に私の専門からすると台風シーズンの本格化前(7月―10月)を狙っての行動であれば納得できるところもあると思っている次第です(地元の漁師等から情報を集めていた?).
歴史好きな私からしても素晴らしい回に参加できたことを大変うれしく思っております.